年末、第九

もうあっという間に。今年もあとわずかとなってしまいました、、、早いものですね~

日本で年末といえば、大工ではなく第九!という何か習慣がありますね!(ダイク、第九、交響曲第9番という意味ですが、自分の知人はずっと大工だと思ってたそうです、、、笑。聞いてみたいんだけどどこが大工の感じなんだと聞かれて思わず大笑いでした♪)でも、この習慣、どうやら日本だけのようです。。。
理由はといいますと(もちろん正しいのかはわかりませんが、、、)、戦後、プロオーケストラが貧窮していた頃、特に年末にお金が必要だったオーケストラは、客が必ず入って大入りになる第九をこの時期に演奏して窮状をしのいでいました。そんなこんなで、どんどん演奏回数が増えていき、「歓喜の歌」が年末になんとなくしっくりくるような歌でもあるということや、合唱で参加して気分が盛り上がったりするなどのことから、日本では年末第九という不思議な習慣になったわけです。一時期は、オケはこの第九で年間の経費を賄うなんていう話までささやかれた事もあるんですよ(笑)。

そんな、年末第九。皆さんは今年は聴いたりしましたか??自分は、演奏会には残念ながら行っていないのですが、関わっているオーケストラの第九をこそっと舞台袖で聴きました。それでも、やっぱり年末だなぁ~という感じがして不思議な気分でした。

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