弦楽四重奏曲ー
作曲家が一番力を入れて作ってきてシンプルなのに一番奥が深いともいわれる弦楽器4人(ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ)という編成、作曲家にとってとても書きごたえがある編成、同族楽器の完璧な四声体編成、弦楽四重奏。
ある意味に置いては完成された完璧な編成ともいえるかもしれません。
名曲ぞろいだと思いますが、自分はこの編成で好きな曲といえば、ハイドン作曲の十字架上のキリストの7つの言葉、そしてやはりベートーヴェンの第15番です。といいつつ、今聴いているのはヴォルフ作曲のイタリアン・セレナーデ、ヴォルフはほとんど器楽曲を書いていない作曲家ではありますが、このイタリアンセレナーデは秀逸です。
おすすめのCDは、
「十字架上のキリストの7つの言葉」は弦楽四重奏版ではゲヴァントハウス弦楽四重奏団のものがお気に入りです。ライプツィッヒ、ゲヴァントハウスというとバッハ、メンデルスゾーンとイメージしがちなのですが、自分がこの曲をしって好きになったのは、ボッセ先生で弦楽合奏版で演奏したのがきっかけなのです。このCDはボッセ先生は演奏していませんが、やっぱり何となくイメージから入っていて?お気に入りです。
「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番」はジュリアードカルテットのものを。ここ数年、ジュリアードカルテットの名ヴァイオリニストだったボビーことロバート・マン先生とお仕事を一緒にする機会に恵まれ購入しました。なんとなく息づかいが素敵です♪
「ヴォルフ:イタリアン・セレナーデ」は弦楽四重奏版ではないのですが、小澤征爾指揮・サイトウキネンのものを。曲の魅力たっぷりでオススメです。
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