質問:オーケストラにはいろんな楽器が入っていますが、ひとつひとつの楽器の演奏でなく、みんなで集まって演奏するようになったのはいつごろからなんですか?
そして、なぜオーケストラにはピアノがないのですか?誰か教えてください
答え??:何気ない質問のように見えますが、じつはすごーく難しい質問なんで、上手く答えられるかわからないのですが、書きますね。
先ず最初に、なぜ、ひとつひとつの楽器の演奏でなく、みんなで集まって演奏するようになったのかなのですが、ピアノは高い音から低い音までいろんな音と一度に沢山の音をだすことができますが、例えば弦楽器は、高い音はヴァイオリン、低い音はチェロ、真ん中の音はヴィオラという楽器が演奏するのです。ヴァイオリンは低い音は出ないし、チェロもすごい高い音は出ません。そして一度に沢山の音を出すこともできないんです!だから、皆で集まって演奏して一つの曲を完成させないといけないんです。もちろん、楽器一つでも曲は弾けるんだけどやっぱりオーケストラみたいにして演奏するといろいろな曲が演奏できるようになったのです。
1600年くらい、日本でいうと徳川家康が天下をとって江戸時代が始まる頃には、ヴァイオリンとヴィオラとチェロとコントラバスの弦楽器だけど合奏を沢山やっていたのですが、弦楽合奏を補強(大きい音をだしたり、いろいろな音色をだしたりできるように)して、オーボエとかの管楽器が増えて来て、いろいろな楽器が生まれたり、増えてきてハイドンとかモーツァルト、ベートーヴェンの時代1700年代後半になって、いまみたいなオーケストラの形になったのです。
じゃあ、なんでピアノがないかというと、、、1700年の中ごろハイドンのときくらいまでは、ピアノではないのだけどピアノができる前の楽器でチェンバロというのがよくオーケストラにも入っていたのだけど、あんまり音量が出ない楽器だから、あんまり人数のいない合奏じゃないと効果があまりなかったのですが、だんだん合奏する人数が増えていったのでなかなか使われなくなったりしました。そして、ピアノは一つの楽器で何でもできちゃう楽器なのでオーケストラのなかで活躍する機会が少なくなっていってしまったのだとおもいます。そしてピアノが今のピアノみたいに音が大きくでるようになったりしたのは1800年代中頃なのでなかなかオーケストラの中には使われなかったのかもしれません。でも、最近ではピアノが入っているオーケストラの曲もありますよ♪
わかりにくい説明でごめんなさい。もうちょっとここをわかりやすく説明してほしいとか、ここが意味があまりわからないとかあったらまた、書いてください。そして、ほかにも質問があったらどしどし質問してくださいね!
皆さんも、質問や逆に質問へのお答えなど大歓迎ですので是非ぜひ書いてみてください!!
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